現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 経済
  3. 産業・経済
  4. 記事
2012年5月10日23時43分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

孫社長「アジア送電網」構想 「脱原発」世界へ呼びかけ

関連トピックス

写真:講演で「世界の脱原発」を呼びかける孫正義社長。「日本でいま動いている原発はゼロです」と話し、指でゼロのサインをつくると、会場から拍手もわいた=ソウル、中野晃撮影拡大講演で「世界の脱原発」を呼びかける孫正義社長。「日本でいま動いている原発はゼロです」と話し、指でゼロのサインをつくると、会場から拍手もわいた=ソウル、中野晃撮影

 ソフトバンクの孫正義社長が10日、ソウルで開かれた韓国政府主催の国際会議で講演し、「原発で事故が起きれば人間は制御しきれない。人類のため、未来のためにも原発のない世界にしよう」と訴え、各国代表に「世界の脱原発」を呼びかけた。

 韓国が掲げる「グリーン成長」の国際会議。孫社長は原発ゼロを実現するため、アジア各国を次世代送電網で結び、太陽光や風力発電の電気を融通しあう「アジア・スーパーグリッド」を提案。モンゴルのゴビ砂漠に大規模な太陽光、風力発電基地をつくり、中国やロシア経由で日韓にも送電する計画の具体化に向け、韓国電力公社(KEPCO)と覚書を締結し、モンゴル政府からも高評価を得ていると紹介した。孫社長は、福島の子どもが放射線量を測定する姿の写真を背に「子どもたちに二度とこんな悲劇を繰り返してはならない」と強調した。

 孫社長によると、講演前に懇談した李明博(イ・ミョンバク)大統領も、この構想に関心を示したという。孫社長は講演後、韓国政府が原発を増設していることについて「どの政府も批判はしないが、すべての人類のため、原発をゼロにする方向に持っていかなければならない」と語った。(ソウル=中野晃)

PR情報
検索フォーム

おすすめ

ギリシャ財政危機の影響や、アメリカ経済の回復状況など、世界の最新マネー情勢と、ニュースを理解するうえで必要なマネー用語をわかりやすく解説。

ティーパーティー運動の起源・組織・理念をわかりやすく解説した現代アメリカ政治入門書。

日本人の常識は、中国人には通用しません!相手を知り、味方につければ、チャイナビジネスは、必ずうまくいく。

世界的には儲かる漁業だが、日本では平均年収250万円。日本から漁師がいなくなる?

核活動の一時停止と食糧支援を約束した合意から北朝鮮の意志を読み解く。

大飯原発再稼働を地元に要請した野田政権。菅政権の「脱原発」がかすむ…。



朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介
朝日新聞デジタルビジネスリーダー講座のご案内