岡山県玉野市の宇野港と香川県高松市の高松港を結ぶフェリーを運航する国道フェリー(高松市北浜町)は2日から、フェリーの愛称を「宇高国道フェリー」から「宇高うどんフェリー」に変更する。香川県の「うどん県」改名の観光キャンペーンに同調して利用客の増加をめざす。
同社にとって、1961年の創業以来半世紀にわたって使ってきた愛称を変えることになる。タイヤと船の形でフェリーを表したロゴマークも、うどんと船にリニューアル。これに合わせて順次、船内で食べられる冷凍讃岐うどんの値引きなどキャンペーンを展開する。
2010年4月につくった女の子のキャラクターもPRに活用する。業界初の萌(も)えキャラ「うたか3姉妹」は、長女かれん(18)、次女いおん(14)、三女まりん(10)。それぞれこんぴら丸、たかまつ丸、こくどう丸のPRを担当している。