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　 2012 年 05 月 10 日（木）

てんかん発作で死傷事故、２審も実刑

05/10(木) 19:17更新

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車の運転中にてんかんの発作で意識を失い、３人を死傷させた罪に問われ１審で実刑判決を受けた歯科医師に対する裁判の控訴審で、名古屋高裁は一審判決を支持し弁護側の控訴を棄却した。三重県四日市市の歯科医師・池田哲被告（４７）は、おととし１２月、持病のてんかんの発作で車の運転中に意識を失い、自転車３台をはね男性２人を死亡男性１人に軽いケガをさせた、自動車運転過失致死傷の罪に問われていた。一審の津地裁四日市支部は禁錮２年１０カ月の実刑判決を言い渡したが、弁護側は「日中に意識を失う発作を起こしたことはなく、予見できなかった」と無罪を主張して控訴していた。名古屋高裁の判決で志田洋裁判長は、「過去に、日中に発作が起きたこともあり、事故は容易に予見できた」などとして、一審判決を支持し控訴を棄却した。

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