東京・国分寺のアートスペース「mograg garage」にて、展示＆ライブペイントイベント「カオス*ラウンジ」が2009年3月19日（木）～3月22日（日）、3月26日（木）～3月29日（日）の8日間にわたって開催されました。

今回のイベントは、藤城嘘さんが中心となり、pixivを中心に声をかけた約50人の作品が一堂に会したもの。（参加されたアーティストの皆さんの一覧はこちら）

取材にうかがったのは3月28日（土）。JR国分寺駅からほど近い街道沿いにあるmograg garageの前には多くの人たちが集まり、イベントを楽しんでいました。

「最初は冗談で“50人展をやったら面白いんじゃないか？”って言ってたのが発端なんです。GEISAIなどで色々な人と知り合えたのがとても面白かったから、pixivやネットで知り合った人たちと一緒にホントに“50人展”をやったら、もっと新たな関係が生まれると思ったんですね」（藤城嘘さん）

そう語る藤城さんの言葉通り、展示スペースに集まった作品は個性的なものばかりで、“イラスト”という言葉ではくくれない作家の個性がぶつかり合う、まさに“カオス”な状態。だれでも参加できるライブペイントスペースが産み出す独特のライブ感と相まって、 異様な熱気を醸し出していました。

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カオス*ラウンジの会場となったmograg garage代表の太田さんは、今回のイベントについて

「大きさ的にも地理的にも、決して恵まれた会場ではありませんが、もう200人を優に超える人たちにきていただきました。小さいスペースですが、ネットとリアルの接点になれるよう活動を広げていきたいですね。その一つの大きな結果が、今回の“カオス*ラウンジ”だと感じています」（mograg garage代表 太田さん）

と語ってくれました。また、今後もこのようなアーティストが集まれるようなイベントを、月1回ぐらいのペースで開いていく予定とのことでした。

今回のイベントについては、mograg garageウェブページで詳しく紹介されています。

mograg garage
http://mograg.com/

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（こばやしようすけ）