2012年 5月 10日
豊島汚染土壌 大津での処理断念へ
香川県豊島の汚染土壌を滋賀県大津市に運んで処理する計画について、反対する地元住民の理解が得られないとして、香川県が処理を断念する方針を固めたことが分かりました。計画は、香川県豊島にある廃棄物で汚染された土壌、約7万dを、大津市の業者が水洗浄処理するものです。計画を巡っては、大津市の地元住民が「琵琶湖が汚染される恐れがある」などとして反対。香川県が洗浄水の水質検査をして公表する妥協策を提案していましたが、理解は得られず、住民説明会も再開のメドが立たない状況が続いていました。このため、県は計画通りの処理は難しいと判断し、業者と協議して、大津市での処理を断念する方針を固めました。県議会や豊島住民などの了承を得た上で正式決定します。契約解除による違約金などは発生しない見込みです。国の公害調停が定める豊島の産廃の撤去期限は2016年度で、県は期限内の処理に向けて、計画の大幅な見直しを行わざるを得ない状況となりました。

観音寺市の臨時職員 電線盗もうとして逮捕
観音寺市の臨時職員が、電線を盗む目的で会社の敷地に侵入したとして、建造物侵入の疑いで逮捕されました。逮捕されたのは、観音寺市生活環境課の臨時職員塩田福一容疑者です。警察によりますと、塩田容疑者は9日午後9時すぎ、観音寺市にある電気設備会社の廃材置き場に電線を盗む目的で侵入した疑いです。この会社の男性従業員が目撃し、逃げた塩田容疑者を路上で捕まえて、110番通報したということです。警察の調べに対し塩田容疑者は、「電線を盗んで売る目的で入った」と容疑を認めているということです。

少女にわいせつ行為の疑い 教諭を逮捕
東かがわ市に住む県立高校の教諭が、徳島県内のホテルで17歳の少女とわいせつな行為をしたとして、徳島県青少年健全育成条例違反の疑いで警察に逮捕されました。逮捕されたのは、東かがわ市に住む県立高校教諭の竹本茂容疑者です。調べによりますと竹本容疑者は、先月29日、徳島県内のホテルで、相手が17歳と知りながら少女とわいせつな行為をした疑いです。先月上旬、警察に匿名で通報があり、警察が竹本容疑者を割り出し逮捕したものです。警察の調べに対し竹本容疑者は、「近くの場所では目につくと思い、2人で車に乗って徳島のホテルに行った」と話し、容疑を認めているということです。