控訴で“復権シナリオ”厳しく 記者会見取りやめ(05/09 18:04)

 民主党の元代表・小沢一郎被告の裁判で、検察官役の指定弁護士が控訴しました。

 (政治部・山下達也記者報告)
 (Q.今後の政局への影響は?)
 小沢グループは一様に意気消沈していて、復権シナリオを見直さなければならないと嘆きの声が上がっています。
 鳩山元総理大臣:「全く想定していなかった。想像していなかったことだけに、大変驚いていますし、心の中では残念だなと思っています」
 小沢元代表は9日昼に自宅に戻り、こもったままです。周辺によりますと、こよなく愛する小鳥のオシドリが届くためということで、「控訴したことは理解に苦しむ」というコメントは出しましたが、当初、予定していた記者会見は9日は行いません。今後の復権シナリオは苦しいものとなります。側近議員は「裁判を抱えながら代表選挙に出るわけにはいかない」とこぼしていて、求心力維持に苦心することになります。
 一方、野田総理大臣の周辺は「政権にとって願ってもないことだ」と喜びを隠さず、「小沢グループの一部は、小沢元代表について行っても厳しいと判断する。消費税法案採決で造反が減る」と自信を見せています。執行部サイドは、控訴の影響は限定的だとしていますが、消費税法案成立のためには野党の協力が不可欠で、小沢グループを尻目に自民党などとの連携をさらに模索することになります。

ページトップへ戻る