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フェラーリ 中国の歴史建造物にタイヤ痕5月10日 10時7分
中国の南京でイタリアの高級スポーツカーのメーカー、「フェラーリ」が、歴史的な建造物でイベントを行った際に、車のタイヤの痕を残していたことが明らかになり、市民の強い批判を受けて、メーカー側が釈明に追われる事態となりました。
中国東部の街、南京の中心部にある14世紀の明の時代に建てられた城門で、今月7日、イタリアの高級スポーツカーのメーカー、「フェラーリ」が、記念のイベントを開きました。
イベントでは、このメーカーのスポーツカーがクレーンで城門の上につり上げられたあと、猛スピードでタイヤを滑らせながら急旋回する「ドリフト走行」を披露しました。
ところが、スポーツカーが走行した城門にはタイヤの痕が残ったため、市民や観光客から批判が相次ぎました。
これを受けてフェラーリ側は、「今回の行為は不適切で、遺憾だ」とする声明を出すなど釈明に追われ、歴史的な建造物で行われたイベントは、思わぬ反響を呼ぶ結果となってしまいました。
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