現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 特集
  4. 小沢氏起訴議決
  5. 記事

検審へ提出の捜査資料開示拒否 小沢氏裁判で指定弁護士

2012年2月15日20時2分

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 民主党元代表・小沢一郎被告(69)を強制起訴した検察審査会に対し東京地検が提出していた捜査資料などについて、検察官役の指定弁護士は15日、弁護側に対して「審査会の議事は非公開なので、証拠として開示しない」と回答した。

 これを不服として、弁護側は同日、指定弁護士に開示を勧告するよう東京地裁に求めた。

 元秘書・石川知裕衆院議員(38)を取り調べた東京地検特捜部の検事が、実際にはなかったやりとりを捜査報告書に記していたことが発覚したのを受け、弁護側は「他にも不適切な資料が検察審査会に提出されていなかったか、確認が必要だ」と開示を求めていた。

 捜査時にゼネコンを調べた際のメモについても弁護側は開示を求めていたが、指定弁護士は「企業や個人名が記載されており、開示できない」と回答した。

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

ダイヤモンド経済小説大賞を受賞した作家でもある弁護士・滝沢隆一郎による書き下ろし。「営業秘密と男性用かつら顧客名簿事件」ほか。

なぜ学校は児童を守れなかったのか。助かった教員や生徒、保護者の話から明らかになるあの時。

職場の「マドンナ」はかたくななまでに異性を拒んでいたという。2人の「秘められた暮らし」の軌跡。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介