'12/5/9
山下清展が入館1万人 福山
福山市西町のふくやま美術館で開かれている「生誕90年 山下清展」(同美術館、中国新聞備後本社など主催)の入館者が8日、1万人に達し、記念セレモニーがあった。
節目の入館者は、同市鞆町へ観光に行く途中、立ち寄った鳥取市の会社員大平啓史さん(35)と西平千絵さん(34)のカップル。羽田皓市長や中国新聞備後本社の増谷寛代表たちが、山下清の貼り絵の代表作「長岡の花火」の複製画、ちゅーピーの縫いぐるみなどの記念品を手渡した。
西平さんは「ドラマ『裸の大将』の印象が強く、関心があった。福山に来て良かった」と喜んだ。
同展は中国新聞創刊120周年記念事業の一環で6月17日まで。貼り絵やペン画など約180点を紹介している。月曜休館。同美術館=電話084(932)2345。
【写真説明】羽田市長(右)から記念品を受け取る大平さん(中)と西平さん