'12/5/10
岩国駅で列車が他線に誤進入
9日午前8時10分ごろ、岩国市のJR岩国駅で、岩国発由宇行きの山陽線普通列車が岩徳線に誤進入した。運転士が約440メートル進んだところで気付いて引き返したが、上下計3本が22〜15分遅れて約160人に影響した。
JR西日本広島支社によると、岩国駅は手動で進路切り替えをしている。駅員が切り替えを誤ったうえ、山陽線ではなく岩徳線に青信号が点いたことに運転士や車掌も気付かず出発していた。
岩徳線の岩国―西岩国間の5踏切が最長20分遮断機が下りたままになり、周辺の道路が混雑した。広島支社によると、管内で列車が他線に誤進入した事例は初めてという。