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【放射能漏れ】横浜市長「決定は早計」 小学校給食のミカン不使用
2012.5.9 22:18
横浜市教育委員会が、国が定める一般食品の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を下回る放射性セシウムが検出された冷凍ミカンについて、保護者の反対を受け、市立小学校344校の給食への使用自粛を決めた問題で、林文子市長は9日、定例記者会見で「議論が不十分だった」と述べ、市教委の決定が早計だったと指摘した。
その一方で「保護者の不安の除去が最優先」と強調し、今後は慎重に対応する必要があるとの認識を示した。
横浜市は全ての給食食材について放射性物質の測定検査を実施。放射線対策本部での協議を経て対応を決めることになっているが、ミカンについて不安を訴える保護者の声が約200件寄せられたため、市教委が検査をせず自粛を決めた。
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