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2012年5月9日23時57分

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ツバメ見たら情報を 野鳥の会、全国に呼びかけ

写真:ヒナにエサを与えるツバメ=フォトグラファーの佐藤信敏さんが川崎市内で撮影拡大ヒナにエサを与えるツバメ=フォトグラファーの佐藤信敏さんが川崎市内で撮影

 最近ツバメを見かけましたか――。日本野鳥の会は、愛鳥週間(バードウイーク)が始まる10日から、減少が心配されているツバメ情報の提供を全国に呼びかける。同会会長で俳優の柳生博さんが9日、環境省で記者会見して発表した。

 同会によると、ツバメ減少の背景として、エサ場である水田や巣作りができる日本家屋の減少、天敵であるカラスの増加が考えられるという。アンケートでは、身近に見かけたツバメの数の増減や、自然環境の変化などを聞く。生息環境の変化などを把握し、保護につなげることが狙い。

 同会ウェブサイト(http://www.wbsj.org/)で、7月末まで実施する。柳生さんは「ツバメが機嫌よく暮らしていける環境かどうか、調査をきっかけに考えてもらいたい」と話す。

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