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バレー元監督 米田さんお別れの会5月9日 6時57分
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バレーボール女子の日本代表の元監督で、ことし2月に61歳で亡くなった米田一典さんのお別れの会が仙台市で開かれました。
仙台市青葉区のホテルで8日午後開かれたお別れの会には、バレーボールの元日本代表選手やファンなどおよそ260人が訪れました。
米田さんはバレーボールの女子日本代表のコーチとして、1976年のモントリオール大会で金メダルの獲得に貢献し、さらに1984年のロサンゼルス大会では監督として日本を銅メダルに導きました。
その後は実業団の監督を務め、去年の東日本大震災のあとは、香川県高松市から仙台市にみずから監督を務めるチームの本拠地を移し、バレーボールを通じて被災地を元気づけようと活動していましたが、ことし2月に肺がんのため61歳で亡くなりました。
会場ではモントリオール大会に出場した白井貴子さんが、教え子を代表して「米さんがいなかったら私たちのチームはあそこまでできなかった。安らかに眠って下さい」とお別れの言葉を述べました。
会場に訪れた元日本代表の三屋裕子さんは「思い半ばで逝かれたと思うので、われわれが米田さんの思いを受け継いでいきたい」と涙を流しながら話していました。
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