商業ゾーン
コンセプトは"丸の内コンフォート"。高感度でこだわりのあるファッションや雑貨、素材にこだわる日本各地の食の名店や日本初進出の海外のレストランなど、これまでの丸の内になかった「賑わいと安らぎ」が絶妙に調和した商業集積が誕生します。
商業ゾーンスペック
全体
店舗総数 | 36店舗 |
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店舗面積合計 | 約6,610m2 (約2,000坪) |
一号館広場
「丸の内パークビルディング」ならではの空間が、「一号館広場」です。丸の内パークビルディング・三菱一号館美術館・アネックスに囲まれ、遊歩道のように巡らした小径の間には、目に優しい木々や草花を豊かに配するほか、オープンカフェやアートに囲まれる、まさに丸の内の「オアシス」とでも言うべき場所。また、夜には、明治時代のデザインを再現して設置されたガス灯の灯りが、広場内をやさしく照らします。
2010年4月開館 三菱一号館美術館
丸の内オフィス街誕生から百年余り、1968年(昭和43年)に解体された一号館は、創建当時と同じ約230万個の赤煉瓦を積み上げ、当時の設計図面や保管部材を使用するなどして明治・大正期の姿を忠実に復元、2010年4月、三菱一号館美術館として生まれ変わります。
一号館成立の時代を踏まえて、三菱一号館美術館は、19世紀を中心とした近代美術に焦点をあてつつ、現代に通じるテーマの展覧会を開催する予定です。
また、馬場先通りと大名小路の交差点に面する1階の角部屋は、明治期には銀行営業室として使われていた空間を完全復元し、二層吹き抜けの開放的かつ歴史を感じられるカフェ、そして、赤煉瓦構造の内装を活かし、アーティスティック・グッズを揃えたこだわりのショップも併せてオープンします。
美術館のロゴマークは、服部一成氏によるデザインを起用。「原点をかえりみて三菱一号館を復元し、未来に向けて美術館をつくる」という理念を表し、「三菱」を中心に「一号館」「美術館」をシンメトリーに配置したクラシックさとモダンさをあわせもつ秀逸なデザインになっています。
所蔵作品と開館記念展
主要所蔵作品は、19世紀フランスの画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864-1901)によるポスター及びリトグラフ二百数十点。ロートレックが生前手元に置き、彼の友人で画廊主でもあったモーリス・ジョワイアンによって引き継がれた世界的にも貴重なコレクションです。
開館記念展は「マネとモダン・パリ」(2010年4月から開催)。19世紀後半、変貌する近代都市パリからさまざまなインスピレーションを得て政策した画家エドゥアール・マネ(1832-1883)を中心に、同時代作家の油彩、建築素描、写真などを加え、およそ100点の作品で構成する予定。
施設紹介
ミュージアムカフェ「Café 1894」、ミュージアムショップ「Store 1894」、「三菱一号館 歴史資料室」、「三菱センター デジタルギャラリー」
竣工記念展
美術館開館に先立ち、本年9月3日(木)より、三菱一号館及び丸の内に関する歴史等のご紹介を行う「竣工記念展」を開催予定です。
9月3日(木)Café 1894、Store 1894オープン。
スペック
所在地 | 東京都千代田区丸の内2丁目6番地1号 |
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建築主 | 三菱地所株式会社 |
設計・監理 | 株式会社三菱地所設計 |
竣工 | 2009年4月 |
主要用途 | 事務所、店舗、美術館、駐車場、地域冷暖房施設等 |
構造形式 | 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造(丸の内パークビルディング) 煉瓦組積造(三菱一号館) |
階数 | 地下4階・地上34階・塔屋3階・約157m (丸の内パークビルディング) 地下1階・地上3階(三菱一号館) |
高さ | 約157m |
敷地面積 | 約11,900m2 |
延床面積 | 約205,000m2(約62,000坪)(高層棟・低層棟・三菱一号館合計) |
駐車場 | 282台 |