工場の作業員が1500度の溶解炉に転落、一瞬にして骨になってしまったとみられています。
警察によりますと、愛知県西尾市にある自動車部品工場で7日夜遅く、男性社員2人が溶解炉で溶かした金属の不純物を取り除く作業をしていました。午後11時半ごろ、22歳の男性社員が現場を離れて溶解炉に戻ったところ、58歳の社員の姿が見当たらず、その後、溶解炉の中から人の骨の一部が見つかりました。警察では、姿が見えなくなった58歳の作業員が溶解炉に落ちたとみて調べています。溶解炉は金属を溶かすためのもので、深さ約2メートル、1500度と高温だったということです。