トップページ国際ニュース一覧インドネシア 旅客機消息絶つ
ニュース詳細

インドネシア 旅客機消息絶つ
5月9日 22時31分

インドネシアの首都ジャカルタ近郊で、9日、ロシア製の旅客機が招待客ら40人余りを乗せて行っていたデモンストレーション飛行中に消息を絶ち、現地の警察などが捜索に当たっています。

消息を絶ったのは、ロシア製の小型旅客機「スホイ・スーパージェット100」です。
インドネシア運輸省などによりますと、この飛行機は、9日午後2時ごろ(日本時間の9日午後4時ごろ)、ジャカルタ市内の空港を離陸したあと、およそ1時間後にレーダーから機影が消えました。9日は、ロシアのスホイ社がインドネシアに旅客機の売り込みを図ろうと航空会社の社員や両国の政府関係者などを招待してデモンストレーション飛行を行っていて、消息を絶った飛行機には少なくとも44人が乗っていたということです。
旅客機は消息を絶つ直前、ジャカルタ郊外の別の空港に着陸許可を求めてきたあと、飛行の高度がおよそ3000メートルから2000メートルに下がったということです。
インドネシアの当局による空からの捜索は夜になって打ち切られ、警察などが地上での捜索を続けているということです。

[関連ニュース]
このページの先頭へ