今回の中国出張は月曜移動、金曜帰国という短期の割には盛りだくさんで結構きつい出張でした。
夜の楽しみであるカラオケやムフフもなく仕事一筋って感じで帰国になる雰囲気でしたが帰国前夜の木曜夜に事件がありました。

遅い夜食が終わり、ホテルにて明日の空港までのタクシーの手配をしました。
朝11:00amにホテルを出発です。

費用は400元とのこと。

手元には約300元しかありません。ホテルで円から変えるのもいいのですがレートが悪いため歩いてATM探します。(JCBなどのクレジットカードから引き落としするため)

散歩をかねて歩きで約10分の銀行を見つけました。

早速、JCBカードをいれ、言語を英語にします。
と、ところがここで画面パネルの何を押してもうんともすんともいいません。

あちゃーやられました。
カードが飲まれたままです。

日本ではATMの付近に非常用の電話がありますが見当たりません。
こりゃまずいです。
どうすりゃいいんだぁー

しばらくすれば動くかもって淡い気持ちもありました。約30分待ちましたがやはりだめです。
仕方ありません。ホテルに戻って事情を話、何とかできないか訴えましたが明日朝いくしかないですねぇーなんて軽くいなされます。

いない間に動き始めてカードを盗まれたらどうすべーとか、実はカード1枚しかもっていなくて、カードなしでは支払いもできないとか。

もう帰るだけだっていうゆるい雰囲気はなくなり、不安な気持ちで夜を過ごしました。

銀行は朝9:00amには開きます。
8:50ごろ行くと既に開いています。但し準備中のようで声をかけても中国語でほにゃららほにゃららと中に入れてくれません。

9:00になった瞬間に一番に入り窓口に行こうとした瞬間、横から猛ダッシュでおばさんが横入です。
更に他の窓口に行こうとするとあぁー既に埋まっています。

し、しまったぁー。ここは中国だったのだぁー。
順番なんかあってないようなものなのです。

仕方がないので待っていると次から次へ横入です。
文句をいっても中国語でほにゃららほにゃららと何を行っているかわかりません。

仕方がないので爆発寸前の気持ちを落ち着かせ待ちます。
結局約30分待ちました。

何とか事情を説明したところ、窓口のお姉さん(結構かわいかった)が奥に行きカードを持ってきました。

何と4枚も持っています。(一夜で4枚かよー、なんてATMだ。)

JCBカードを差してこれだよっていうとOK、OKといいます。
ほっとしました。

ところがパスポートプリーズといいます。
固まりました。持ってきていません。

手持ちの銀行とか他のポイントカードをみせ(名前が書いてあるので)本人であることを証明しようとしましたが一切受け付けません。

この時点で9:50ごろです。出発まであと1時間しかありません。

仕方がないのでもうダッシュでホテルにいきパスポートを持ってきました。

ところが、、、、、、窓口満杯です。

中国人のように横入をこころみましたがまったく無理、無理です。
仕方がなく待っていると、横のATMでまたカードが飲まれています。

お客の中国人は猛烈に怒りだし銀行員を罵倒します。
銀行員がATMをなにやらいじっていると見慣れた画面にかわりました。
何と、Windowsです。それもXPです。

おいおい、信頼性が必要なATMのプログラムがXPで動かしてるんかいーーーー
さすが中国です。まさか日本も同じじゃないよね?????

修理がおわりカードを取り出しています。
ところが、同じように証明書を要求されています。
いま使用中に飲まれたのに??????

不運なことに彼は証明書を持っていなかったようです。
強烈な罵声を何ども何どもいっていますがやはり頑として受け付けません。
しぶすぎます。

やっと自分の順番になりパスポートを渡すとなにやらPCをいじっています。
さっさとよこせよぉーと思っていると、入国したのはいつとか出国はいつだとか銀行と関係ない質問をしてきます。

やっと開放されたのが10:50です。ホテルにタクシーがくるまであと10分しかありません。

猛ダッシュで帰り、ボーイさんにちょっと遅れると伝えチェッキアウトをすませました。既に11:10です。

申し訳ないなぁーとタクシーのところへいくと、まだ来ていません。

きたのは30分遅れの11:30でした。ごめんともいいません。
いいんですけどね。時間に余裕があるんで。

That's Chinaでした。