社会

飲酒死亡事故の元運転手に懲役5年の判決
(愛知県)
 去年、愛知県豊田市の伊勢湾岸道で渋滞の列に飲酒運転のトラックが突っ込み、夫婦が死傷した事故の裁判で、8日、名古屋地裁は元運転手の男に懲役5年の判決を言い渡した。この事故は去年11月、豊田市の伊勢湾岸道で渋滞の列にトラックが突っ込み、横浜市の会社員・村上治史さん(当時58)が死亡、村上さんの妻が大ケガをしたもので、トラックを酒気帯び運転していたとされる仲村勝人被告(45)が自動車運転過失致死傷などの罪に問われている。この日の判決公判で、神原浩裁判官は「酒気帯び運転により罰金刑を受けた前科があるにもかかわらず、犯行におよんだ」と指摘、求刑7年に対し、懲役5年の判決を言い渡した。弁護側は「控訴するかどうか、被告と話してから決めたい」としている。
[ 5/8 19:55 中京テレビ]