関越道バス事故:河野容疑者、寝酒も 金沢到着後

毎日新聞 2012年05月07日 22時39分(最終更新 05月07日 22時51分)

捜査員に連行される河野化山容疑者(中央)=群馬県高崎市島野町の県警高速隊庁舎で2012年5月1日、塩田彩撮影
捜査員に連行される河野化山容疑者(中央)=群馬県高崎市島野町の県警高速隊庁舎で2012年5月1日、塩田彩撮影

 群馬県藤岡市の関越自動車道の高速ツアーバス事故で、自動車運転過失致死傷容疑で逮捕された河野化山(こうの・かざん)容疑者(43)が往路でJR東京駅から金沢駅に到着した後、「すぐ寝るために酒を飲んだ」と接見した弁護士に話していることが7日、分かった。群馬県警によると、事故直後の河野容疑者の呼気検査でアルコールは検出されていない。

 弁護士によると、河野容疑者は同僚が運転した往路のバス車内でバスガイド用の補助椅子に座り、よく眠れなかったという。28日朝のホテルへのチェックイン前後に食事を取り、飲酒もしたといい、「自分は酒に弱いから、少し飲めば眠くなるだろうと思った」との趣旨の話をしているという。

 ツアーを企画した旅行会社によると、河野容疑者は28日午前8時ごろに石川県白山市のホテルにチェックインし、午後4時半ごろまで滞在。午後10時10分に金沢駅を出発した。【塩田彩】

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