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　全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル」４日の愛知・名古屋大会で、河野真幸（３２）が昨年度覇者の宿敵・永田裕志（４４＝新日本プロレス）から待望の初白星を奪取。永田に王道マットへのレンタル移籍を要求した。

　これまで永田との対戦成績は２敗１無効試合だった。ようやく一矢を報いた河野は「永田を突破した。俺のチャンピオン・カーニバルはこのためにあった。あとは決勝狙ってく」と胸を張ると、ここぞとばかりに反撃を開始する。永田のリベンジもすんなり受けるつもりはない。「勝ち逃げされたくなきゃ、今はやりのレンタル移籍だよ。新日本と行き来するのはしんどいでしょ！？」と上から目線で豪語した。

　旗揚げ４０周年を迎えた両老舗団体は交流も活発化している。全日プロのＢＵＳＨＩは１日付で新日プロにレンタル移籍した。永田も再戦したいならこの制度を利用し、全日プロでの戦いに専念しろというわけだ。