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猫ひろしさん 五輪出場認められず5月8日 23時24分
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国籍を取得したカンボジアでロンドンオリンピックの男子マラソン代表に選ばれたお笑いタレントの猫ひろしさんが、国籍を取得してから1年が経過していないことを理由に、国際陸上競技連盟から参加が認められず、ロンドンオリンピックに出場できなくなりました。
これは、カンボジアオリンピック委員会を管轄するトン・コン観光相がNHKの取材に対して明らかにしました。
この中でトン・コン観光相は「国際陸上競技連盟から、国籍取得以降、1年以上たっていなければその国の代表として認められないという規定が猫さんに当てはまると通知された」と述べ、猫ひろしさんのオリンピック出場を断念したことを明らかにしました。
そのうえで、トン・コン観光相は「カンボジアオリンピック委員会は、国際陸上競技連盟からの通知を受けて、新しい代表選手の選考を試みている」と述べました。
猫ひろしさんは、タレント活動のかたわら、3年ほど前から本格的にマラソンを始め、去年10月にカンボジアの国籍を取得してロンドンオリンピック出場を目指してきました。
猫さんの自己最高記録は2時間30分26秒でオリンピックの男子マラソンの参加標準記録の2時間18分には達していませんが、ことし3月に特例枠が適用されてロンドンオリンピックの男子マラソンのカンボジア代表に選ばれていました。
しかし、国籍を変えて半年足らずで代表に選ばれたことについてさまざまな意見が出るなど論議を呼んでいました。
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