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飲酒大学生「強要なかった」→「あった」

 北海道小樽市の小樽商科大のアメリカンフットボール部員が学内で飲酒し、急性アルコール中毒で1人が重体となった事故で、山本真樹夫学長らが8日夜、記者会見し、1年生が先輩につがれた酒を残せないルールがあり「酒の強要があった」と認めた。

 大学は8日、一緒に飲酒した部員らから事情聴取。部員は「酒の強要はなかった」と話す一方で「1年生が先輩に焼き肉を持っていくと酒をつがれ、残せないルールだった。酒が弱い部員には加減していた」と説明したという。

 大学や小樽署によると、9人が病院に搬送され、内訳は1年生が6人、2~4年生がそれぞれ1人。うち7人が未成年で、1年生の男子学生(19)が意識不明の重体。

 部員75人は7日午後3時ごろから大学のグラウンドでバーベキューをして飲酒。午後5時ごろ、一部の部員の具合が悪くなり、マネジャーが午後7時45分ごろ、119番した。(共同)

 [2012年5月9日6時1分]







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