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最終更新:2012年5月8日(火) 18時35分

小樽商大で飲酒強要?傷害容疑で立件も

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 北海道にある大学のアメフト部員9人が急性アルコール中毒とみられる症状で病院に運ばれ、うち1人が意識不明となっています。警察は、酒を無理矢理飲ませていなかったか、傷害容疑での立件も視野に事情を聴いています。

 部員らはグラウンド横で酒を飲んでいました。あたりにはバーベキューコンロやごみが散乱していて、大量の酒も残されています。

 小樽商科大学アメフト部の花見が一変したのは、7日午後8時頃。男子部員4人と女子部員5人の合わせて9人が、急性アルコール中毒とみられる症状で病院に運ばれました。このうち7人は未成年で、19歳の1年生の男子部員は今も自発呼吸ができず、意識不明の重体です。

 「しつこいぐらいに、さまざまな指導・注意喚起をしてきたつもりです」(小樽商科大学・山本真樹夫学長)

 「(Q.かなり飲んだ?)まあ・・・そうです」(アメフト部の部員)
 「(Q.毎年この時期に飲んでいる?)毎年恒例の行事なので・・・」(アメフト部の部員)

 アメフト部は、7日は午後3時から部員およそ60人でバーベキューをしていました。
 「結構、一気飲みはやっていると思う」(小樽商科大の学生)
 「一升瓶を1人1本飲んだり・・・」(小樽商科大の学生)

 「先輩からの強要があったかは、これから事情は聴くが、強要はあったかもしれない」(小樽商科大学・山本真樹夫学長)

 警察は酒を無理矢理飲ませていなかったか、傷害容疑での立件も視野に花見に参加した部員全員から話を聞いています。なお、大学はアメフト部の活動を無期限停止とし、廃部も検討しています。(08日17:56)

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