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'12/5/9

安芸灘大橋助成、出だし好調



 呉市は、4月28日に始めた安芸灘大橋(川尻町―下蒲刈町)の片道分の通行料金助成について、大型連休中の利用状況をまとめた。1日当たりの平均利用台数は447台で、市が見込んでいた226台のほぼ倍。料金所でのチラシ配布など、PRに努めた効果とみられる。

 4月28〜30日と5月3〜6日の計7日間の利用台数は計3129台。普通車が2437台で77・9%、軽自動車が692台で22・1%だった。最多は5日の754台。

 助成は市が指定する下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、大崎下島の施設で千円以上使った客に市が事前に購入した回数券を渡す仕組み。

 大崎下島をイメージしたアニメ映画「ももへの手紙」の全国上映も始まっており、安芸灘4島の観光客増への期待も大きい。

 料金助成を受けない車を含む大型連休中の安芸灘大橋通行量(普通車、軽自動車)は1日平均6320台で、昨年の5532台を800台近く上回った。

 市観光振興課は「大型連休は通常の土日より多くなると思っていたが、それでも予想を上回る出だし。引き続きPRに努めて島の振興につなげたい」としている。




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