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【社会】

運転手の適性診断せず 陸援隊、健康管理も怠る

 国土交通省は八日、群馬県の関越自動車道で七人死亡の事故を起こしたバス会社「陸援隊」(千葉県印西市)が、法令で義務付けられた運転手の適性診断や健康診断を受けさせていなかったと新たに公表した。運転手への適切な指導監督や労務管理を求めた道路運送法に違反するとしている。

 国交省によると、同法では、六十五歳以上の高齢や新規採用の運転手について、知覚機能などを調べる適性診断を実施するようバス事業者に求めているが、陸援隊は実施していなかった。

 一部のバスでは定期点検義務を守らず、整備の記録も保存していなかった。

 国の認可を受けずに車庫を新設、廃止するなどのルール違反もあった。

 

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