独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である
高野悦子
……あれから何年の月日が経ったのだろうか。
だけど、わたしは永遠に彼女に追いつくことなんかできない。
何年経っても二十歳になれないわたし……
ブログを書くことで、自身の未熟さ、人生に対する認識の甘さを痛感したの。
「私は慣らされる人間ではなく、創造する人間になりたい」「『星野えみり』自身になりたい」と決心しても、内面は未熟な女の子のまま。
ここで、ハッキリした立場をとらないと、これからも駄目になっていくとわかってはいるのだけど。
「旅に出よう」と最後の言葉を残して旅立った彼女。
それにひきかえ、何もできないわたし……
対照的すぎて、自分を嫌いになりそう……
ほんの少しだけでも彼女の勇気をもらえれば、自分をここまで嫌いになることはないのに。
テーマ:エッセイ