あなたの知らない射精の世界泌尿器科の先生に聞く、ちんこと射精の科学
ここのところの「ちんこクラブ」は、なぜか「まんこ」の話題ばかりでしたので、久々にちんこちんこしたネタをタップリとおおくりします。
毎度お馴染み、二丁目のコミュニティスペースakta で行われる名物企画ACADEMIA(ゲイのセックスと体と心についてのお勉強会シリーズ)。第7回目は、泌尿器科の先生をお招きしての、ちんこと射精の科学講座。題して「あなたの知らない射精の世界」でした。 mixiの告知でイベント開催を知ったおれは、とにかく「イクイク、絶対行きます!」と参加を決意。だって、これに参加しなきゃ「裏ひろぱげ」「ちんこクラブ」の名がスタルってなもんで。 内容は、射精のメカニズム、精液の成分と成り立ち、勃起の仕組み、トコロテンや潮吹きについて、そしてSTDのことなど、とてもオモシロくタメになるものでした。 また、講師の奥村俊子センセイがお茶目でナイスなキャラの方で、会場は終始爆笑とマジメな眼差しが交錯するとても有意義な空気。 男子たるもの、また、ちんこを商売道具にしているゲイっ子たるもの、その大事な大事な相棒であり分身であり我が子である「ちんこ」を知らずして「ちんこ道」は極められません。 まず始めに、知っているようで知らない「男性生殖器」の図解と精液の流れを説明。 睾丸で作られた精子が、その上にチョコンと付いている精巣上体に溜まって熟成され、精管をぐるーんと通って、膀胱の裏にある精嚢へ。そしてその下にある前立腺で前立腺液と合わさって精液が完成し、ちんこを通って出てくるという流れ。 膀胱から出た尿(道)は前立腺の中を通って来るんだけど、その上下にはそれぞれ括約筋がついてて、精液が通る時には上が閉まる(尿の流れがストップ)という素晴らしい仕組みだ。(前立腺の中では、膀胱からの尿の道と精嚢からの精液の道が合流して、ちんこへの尿道に続いていることになる。) したがって、精液というのは、精子と精漿(精嚢腺液、前立腺液、カウパー腺液からなる液体で、精液独特のあの匂いとあの白濁した色の元になる成分)が合わさっているものだということです。 さていよいよ、皆さん注目の「トコロテン」と「潮吹き」について。 まずは「トコロテン」とは、ケツの穴に誰かの指やちんこなどを出し入れした際の快感により、ちんこへの刺激無しで射精したり精液が出たりする現象の事を言うゲイ用語なわけですけど、今回の結論から言うと、トコロテンで出てくる液体が果たして本当の精液かどうかというのは、実は分からないということ。 つまりトコロテンでは、直腸のすぐ裏にある前立腺(やその周り)を直接刺激することで、前立腺液などが押し出されて出ているに過ぎない場合もあって、その中に精子が入っているかどうかは調べてみないと分からないのだそうです。(トコロテンして出てきた液体を顕微鏡かなんかで見たことある人がいればいいんだけど。。。) ただ、ケツを掘っていると、手を触れていないのに確実に勢いよく射精してしまう人も実際居るわけで、その出てくる液体には精子が入っている(つまり精液である)だろうと思われます。 おれの個人的な結論・推論としては、「トコロテン」には2種類あって、直腸経由の前立腺周りへのフィジカルな刺激による精液の一部の押し出し・漏れ出しというものと、肛門や前立腺周りの性的興奮やメンタルな快感による自動的な射精(遺精の一種?)のようなもの。そして、実際にはそのどちらか、または混合ではないかと思うわけです。 また、夢精の場合には、膀胱に尿が溜まっていることの刺激で射精が誘発されることもあるようですが、トコロテンの場合もそれが言えるんじゃないかということでした。 「トコロテンで出るものに精子が入ってるか入っていないかはハッキリしないけど、それがどっちであろうともキモチイイことには変わらないじゃない。」 奥村先生はこんな名言を発してくださいました。場内拍手!! 続いて、このブログでもお馴染みの「男の潮吹き」について。 潮にもまた2種類あって、ちんこ(特に亀頭先端部分)への刺激によって吹く潮と、ケツを掘られる刺激の果てに吹く潮が報告されています。どちらも、精液でも先走りでも尿でも無い、無色透明の結構大量の液体がちんこからピューピュー出るってのが共通。 しかしこれも実は正体が不明だというのが結論でした。だって、実際に吹いた潮を調べたことのある人が居ないんだもの。 ただ、泌尿器科的には、潮吹きで出るくらい多量の液体は、前立腺やその他の分泌腺からは出ることはあり得ないとのこと。するとやっぱり尿の一部なのでしょうか? ちなみに、おれが実際に経験した感じ では、あの液体は無色透明、無味無臭で、とても尿とは思えない。むしろ汗のようなものに近い気がします。 これも将来、誰かが吹いた潮の成分分析でもしてくれることを希望しますね。 それ以外にも、泌尿器科の現場ならではのイロイロなオモシロイお話しが。 コックリングが取れなくなっちゃって救急車で担ぎ込まれた人が居たとか、尿道に色々なものを入れて遊んだはいいけど取れなくなっちゃった患者さん達とか(ストローや綿棒、中には縄跳びの縄まで!膀胱にとぐろ巻いて見つかった縄跳びを取り出すのは当然ながらとてもとても大変だそうです。)、睾丸の大小と精力や精液の量には関係が無いとか、精液の量はあまり多けりゃイイってもんじゃないとか、男性にもトリコモナスが感染するかどうか自分のちんこで研究していた大学教授がいたとか・・・・。 会場の方からも積極的に質問が出て、皆さんの関心の高さを物語っていました。 カワイイお兄ちゃん達が「ボクはウケなんですけど、ケツを掘られすぎてトコロテンしまくっていると前立腺が肥大したり悪くなったりするんですか?」とか訊いていて、それはそれでアガリます。答えは「問題なし」。前立腺肥大はシニアの病気で、20代、30代ではまず無い。炎症で腫れることはあっても、直腸からの刺激ではまず起こらないとのこと。 また、別のカワイイ子が「ボクもウケなんですけど、タチの人ほど激しく動かないのにエッチの後ドッと疲れるのはどうしてですか?」とこれまたカワイイ質問をしていました。これには先生も参ったようですが、一言「あなただってただのデクの坊みたいに黙ってやってるわけじゃないでしょ?キモチイイ事をしていれば、精神的にだってそれなりに疲労感はありますよ。セックスは相手とするもの。相手の気持ち良くなるところを探ったり、一緒に盛り上がったりすれば疲れるのは当たり前です。」 これまた場内拍手。 このサバサバしたオバチャン先生がみんないっぺんで大好きになってしまったのでした。 ちんこと精液と射精のヒミツにちょっとでも迫れた一夜。おれのちんこよありがとう。そしてこれからもヨロシク。 ACADEMIA CGで見る生物のしくみとはたらき-男性生殖器 射精 - Wikipedia 精液 - Wikipedia 前立腺 - Wikipedia 教えて!! bj/Q13「ところてんってなに?」 トコロテン!!(Club21) トコロテン体験談! あしたの潮吹きのためのエチュード(hiropage-blog) Posted: 月 - 3 月 19, 2007 at 03:42 午前 |
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Total entries in this category: Published On: 5 月 07, 2008 09:11 午後 |