ランの館のご紹介
平成10年5月にオープンしたランの館は、欧州のある国のラン好きの外交官(アジョナ・オーキッド氏)の邸宅で、ラン生産が盛んな愛知県の中心・名古屋に屋敷を構えたという想定で作られています。 建物の基本は、スペインのパティオ(中庭)のある屋敷を、アトリウムの屋根はロンドン万国博覧会の水晶宮をイメージしたもので、屋敷中いたるところをランや花で飾るものです。また世界各地を赴任したとの想定でありますので、当然ランの宝庫、アジアも歴任しており、それらの国の文化の影響も色濃く表れているわけです。 ランの館は、いわば南欧風の建物をアジアの香りで染めたミニテーマパークといえます。 当館は、ラン生産日本一の愛知県を背景に一年を通じてランを中心とした草花で彩り、おしゃれ感覚にあふれた、ゆっくりと花を楽しめる施設として位置づけ、名古屋の都心のオアシスとして「夢」「楽しさ」「ロマンチック」をキーワードに「花かざり」「ガーデニング」のための情報発信基地として名古屋の新しい都市魅力の創造を目指すものです。 ランと日本一のおしゃれガーデンをお楽しみ下さい。
花飾りモデル展示棟
欧風のお部屋をいけばなやランの花飾りで彩りました。花とともに暮らす新しいモデル空間を提案します。
外壁のカリヨンが30分ごとにメロディを奏でます。時を知らせる澄んだ音色が庭園いっぱいに響き渡ります。
棟内には4つの部屋がございます。
【書斎】
ランや園芸に関する図書が閲覧できます。
【リビングルーム】
古き良き時代の英国を基調にしたインテリア。
【サンルーム】
グラスルーフからこぼれ落ちる陽光のもとで楽しむ趣味空間。
【応接室】
アジア風の調度品がお客様をお迎えするくつろぎの部屋。
凝った置物、アンティークの調度品が室内のそこかしこに。