テレ朝の放送事故こうして起きた
2012年04月14日 09時27分
テレビ朝日のニュース番組「スーパーJチャンネル」(7日放送)が花見の映像を流すところを誤って「津波」の映像を流した“放送事故”の意外な真相がわかった。調査にあたった同局は10日、ミスの原因を改めて説明した。
同局によると、3月11日に放送された東日本大震災の特番用に作成した津波のCGが、今回の番組のリハーサル用のテストCGとして使用され、本番でも切り替えられることなく放送されてしまったことが原因という。
「CGの出力やキャスターの立ち位置と動きを確認するテストを行ったときに、CGの中身にまで注意が向かなかった」(同局広報)。
要するに「花見のニュース」が流れることは十分に予測できたはずなのに、そのリハ用の“テスト・パターン”に、あえて津波のCGを用意していたということだ。これでは、東海テレビ放送の番組で視聴者プレゼントの当選者を発表する際、テストとして「汚染されたお米セシウムさん」のテロップを使って放送してしまったのと、ほとんど変わらない。
同局は「明らかにミスなので、番組スタッフを含めて局内で再発防止を徹底するように伝えた」と述べた。東海テレビの事故が教訓として生かされていなかったと言わざるを得ない。
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