全日本プロレスのチャンピオン・カーニバル決勝戦が7日、東京・後楽園ホールであり、太陽ケア(37)が本命・諏訪魔(34)をTKO(変形脳天杭打ち)で葬り、22分33秒に大逆転勝利。2006年以来2度目の優勝を飾った。同時に3冠ヘビー級王者秋山準(42)=ノア=への挑戦権を手にし、7月1日に両国国技館でベルト奪回に挑む公算が大きくなった。
大トロフィーに抱きついたケアは「アキヤマ! アキヤマ!」と連呼。「6年間いろいろ波があったけど、どうしても今年は勝ちたかった。オレは必ずチャンピオンにカムバックする」とまくし立てた。 (門馬忠雄)