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高校生4人死傷 現場にブレーキ痕…校長「不条理だ」

 徳島県阿波市の市道で7日、帰宅途中の高校生4人の自転車の列に軽自動車が突っ込み1人が死亡、3人が重軽傷を負った事故で、現場にブレーキ痕があったことが8日、県警への取材で分かった。

 県警は自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕した住釜涼容疑者(20)から事情聴取し、運転時の状況などを詳しく調べている。県警によると同容疑者は動揺した様子という。

 県警によると、軽自動車はフロントガラスと左前方部が大きく破損。後方から追突された4人は、いずれも左前方にはね飛ばされた。

 阿波西高校は8日午前、全校集会を開いて事故について生徒に報告。集会後、松下悦子校長は報道陣の取材に応じ、軽傷の生徒が「4人は道路左側を1列で走っていた」と話していたことを明らかにした。松下校長は「交通マナーを守っていた中での事故。不条理だ」と訴えた。

 野球部は近く大会を控え、いつもより遅い午後8時ごろまで練習していたという。

 事故は7日午後9時35分ごろ、同県阿波市阿波町の市道で発生。高校1〜3年生4人の自転車の列に車が突っ込み、県立阿波西高校1年の赤沢俊樹さん(15)が死亡、1〜3年の男子生徒3人が重軽傷を負った。

 現場は田んぼに囲まれた直線道路。街灯は少なく、夜間は暗くなる。

[ 2012年5月8日 08:20 ]

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