米連邦地裁、アップルの一部主張認める-サムスンとの係争
4月24日(ブルームバーグ):米アップルの特許侵害をめぐる韓国サムスン電子との係争で、米カリフォルニア州の連邦地裁は、アップルに帰属する機能と設計だと説明する文書作成をサムスン電子が怠ったとの判断を下した。
同州サンノゼにある連邦地裁のポール・グレワル判事は23日、サムスン電子が裁判所の命令に従わなかったと結論付けた。アップルが求めていた損害賠償の支払いについては、一部を認める判断を下した。訴訟資料では、アップルが求めていた賠償額は特定されていない。
アップル、サムスン電子両社の広報担当者に同日の営業時間終了後に電話や電子メールを通じて取材を試みたが、今のところ両社から返答はない。
アップルはサムスン電子が同社のスマートフォン(多機能携帯電話)「4G」やタブレット型端末「ギャラクシー・タブ10.1」などの製品でアップルの特許を侵害しているなどと主張している。
アップルとサムスンは2011年4月以降、お互いを相手取って世界中で少なくとも30件の訴訟を起こしている。
原題:Apple Wins Ruling, Sanctions in Samsung InfringementLawsuit(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:サンフランシスコ Joel Rosenblatt jrosenblatt@bloomberg.net
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更新日時: 2012/04/24 14:49 JSTニュース一覧
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