ケシ:自生の845本、伊勢保健所が除去 /三重
毎日新聞 2012年05月03日 地方版
伊勢保健所は、伊勢市村松町の広場で見つかった自生の「セティゲルム種」のケシ845本を除去した。県は「見かけたら、最寄りの保健所に連絡してほしい」と呼び掛けている。
あへん法はケシの栽培を禁じているが、ヒナゲシと間違えたり、品種によっては赤やピンク、白の花を咲かせるため、知らずに観賞用として育てているケースもあるという。自生のものは通報などで見つかるケースが多く、11年度は同保健所管内14カ所で計約2150本を処分した。保健所は、写真を掲載した見分け方パンフレットを用意し通報を呼び掛けている。【小沢由紀】
〔伊賀版〕