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【経済】

東電次期社長に広瀬常務 被害者賠償を担当

2012年5月7日 23時10分

 広瀬直己氏

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 東京電力と原子力損害賠償支援機構は7日、福島第1原発事故の責任を取って辞任する西沢俊夫社長(61)の後任に、広瀬直己常務(59)を内部昇格させる人事を固めた。8日に臨時取締役会を開いて決定する。勝俣恒久会長(72)の後任に就く同機構運営委員長の下河辺和彦氏(64)とともに、6月下旬に開く株主総会後の取締役会で正式に就任。実質国有化後の経営改革を推進する。

 広瀬氏は省庁との折衝を担当する経営中枢の企画部に在籍。その後は営業現場が長く、営業部長や神奈川支店長を務めた。原発事故後は被害者賠償の担当役員として、住民や市町村と協議、賠償基準づくりを進めてきた。

(共同)
 

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