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'12/5/8

清流線車掌体験に児童74人



 岩国市の錦川清流線を走る車両で車掌業務などを体験するイベント「こども鉄道員」が5、6の両日、清流線であった。小学生計74人が安全確認などの大切さを学んだ。

 錦川鉄道が昨年に続いて企画。5日は市内のほか、広島市や北九州市、和歌山県橋本市などから37人が参加した。小学生は岩国市錦町の市錦総合支所で辞令を受け取り、錦町駅で始業前の点呼を体験。特別運行した臨時車両に乗って錦町―岩国間を往復した。

 車内では、順番に錦川鉄道の帽子をかぶり、停車駅や観光ポイントなどを放送。駅に着くとホームに立ち、指さしによる安全確認や発車の合図をした。車内のマナーに関するクイズなどもあった。

 下松市栄町の下松小4年岩崎幹大君(9)は「少し緊張したけど、実際に使っている車両で放送できて楽しかった」と喜んでいた。

【写真説明】放送内容が書かれたタグを見ながら乗客に呼び掛けるこども鉄道員(右端)




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