'12/5/7
26・27日に大文字まつり
初夏の訪れを告げる伝統の「大文字まつり」が26、27の両日、広島市安佐北区可部町の高松山(339メートル)一帯である。地元の大文字保存会が山頂付近に「大」の字を浮かび上がらせる。
まつりは約300年前の可部地区の大火以来、住民が献灯したのが始まりと伝わる。麓の祇園神社で26日午後1時からの神事の後、餅まきや福引がある。
保存会が両日とも午後7時から午前0時まで、山頂付近で「大」の字(縦55メートル、横45メートル)に設置した電球75個をともす。
根の谷川沿いで26日夕から、住民グループ「可部カラスの会」が手製のキャンドル約210個をともす。安佐町のNPO法人「小河内Oプロジェクト」も特産の炭商品で焼いたイノシシ肉を振る舞うコーナーを設ける。