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2012年4月28日土曜日

盲導犬アトム号失踪100日が過ぎて

九州盲導犬所属の盲導犬アトム号行方不明のまま100日が過ぎた
今だ発見に至らずその安否すらわからず
まるで北朝鮮の拉致事件に等しい

なぜこうも1頭の盲導犬を人間の思惑で不幸な状態にするのだろうか
今となってはその目的が一体なんのためなのかわからない
自己中心的な人間達の一方的な凝り固まった考えで
振り回されながら過ごすアトム号が不憫でならない

私の耳にはかなりの確率でアトム号は無事
しかしいるところはわからないなど矛盾した内容も
聴こえてくる

この事件にかかわった複数の人間の一人ひとりが
自分たちの取った行動が100%正しくて一点の間違いも無いと
思い込んでガンとして譲らない姿勢で居る限り
この事件の終わりはない

ユーザーによる虐待から救った
毎日の管理をしたことはアトムにとって最善の行為だ
信用ならない協会に戻すくらいなら自分たちが飼いたい
協会の反省を促すためにアトム号を隠す
自分達は正しくて間違いは無く反省も無いと

本当にそれがアトム号のためだったのでしょうか?
少なくとも盲導犬についてもっと学んで欲しい
盲導犬とユーザーの関係について
知ればきっと反省点が見えてくるはず



私は知ってほしいことが、言いたいことが
胸に一杯詰まっていますが
我慢我慢じっと耐えて我慢しています
自ら気がついてほしいからです


アトム号の真の幸せを想っているのであれば
アトム号の心を感じ取ってほしい
アトム号が人の言葉が話せたら

僕は九州盲導犬協会の盲導犬です
僕が盲導犬としての仕事ができなくなった今は
僕が育った暖かいパピーウォーカの僕のホームに帰りたい
小さかった僕を悪戯好きでお父さんお母さんを困られた僕を
たくさんの愛で育ててくれたお父さんお母さんの腕の中で安心したい
アトム号の叫びが感じれませんか?

盲導犬候補犬とパピーウォーカーとのかかわりは
わずか1年ではあっても犬にとっては人間に例えると
2ヶ月半の幼児期から成人になるまでの20年間に等しいのです
その絆は強く盲導犬として10年近くユーザーと暮らした犬が
リタイヤ犬としてパピーウォーカのもとにもどるとき
何時も感動すると訓練士は語ります

車の中にいてもその家に近づいただけで興奮し匂いを嗅いで
喜びを全身で表わすと




九州盲導犬協会HP公示

 盲導犬アトム号の失踪以来、各方面のご協力をいただきながら現地での捜索や広範囲にわたる情報収集を続けておりますが、現時点でアトム号の発見に至っておりません。地元住民の皆様、支援者の方々をはじめ捜索や情報収集にご協力くださっている皆様に、心より感謝申し上げます。
 協会は引き続きアトム号の発見・保護を第一に考え捜索と情報収集を続けてまいります。
皆様のご支援・ご協力を切にお願いいたします。
 アトム号の一刻も早い保護を願い、皆様に下記のことをお伝えいたします。



1.協会は、アトム号を発見・保護し責任を持って獣医師による健康診断を実施したのち、アトム号にとって最も適切な環境で暮らせるよう配慮いたします。
2.協会は、協会としての盗難届を取り下げます。
3.協会は、アトム号を無事に発見・保護した場合、万一失踪に関し、何らかの違法行為があったとしても、協会として何らの責任追及もしない所存です。
 どのような些細な情報でも結構です。アトム号を保護するため皆様のご協力をお願いいたします。

協会はこのように
アトム号の安全を第一に考慮し
アトム号の発見を優先に配慮しています
最も適切な環境とはアトム号が育ったパピーウォーカーのもとです



私は穏便にアトム号が戻れるならば協力いたします



些細な情報でもかまいません
九州盲導犬協会までお寄せください

総合訓練センター
〒819-1122
福岡県糸島市東702番地1
電話 092-324-3169 (平日9:00~17:00)
FAX 092-324-3386

4 コメント:

  1. あーふぁさん
    コメント有難うございます
    本当にそうですね

    一日も早くアトムの元気な姿が見られるように
    この異常な状態から正道に戻り

    盲導犬事業が前に進めるように
    安心して支援ができるように
    なってほしいですね

    返信削除
  2. 匿名さんコメントありがとうございます。
    本当にこれはたとえ協会が盗難届を取り下げたとしても
    列記とした盗難(泥棒)です、世間的には許される行為ではありません
    虐待があったと告発し、言い続けることで、拉致行為を
    正当化しているとしか思えなくなってきます

    始めは虐待を認めない協会への嫌がらせ
    アトム号を盲導犬としてまた貸与されないように匿った
    のだろうと考えました

    でも事件を追っているうち事はそんな単純な事ではなさそうです
    世の中には持論が正しくて譲れない、簡単に非常識と言う言葉で言えない
    全く常識が通じない人もいるのだと、
    そして事もあろうにものの言えない協会所有の
    1頭の盲導犬を拉致して、楯にする。怖いことです。

    この方達は動物と関わっていながら
    本当に動物達を愛し理解しているのかと疑問に思います

    自分たちの思惑で平気でアトム号をもて遊び
    ますます不幸にしていることに悲しみを覚えます

    真にアトム号の幸せを考えるのであれば
    彼が育ったホーム、パピーウォーカーのもとに戻してほしいです。

    返信削除
  3. ゆーこさん
    あなたのご意見よませてただきました
    私は自らの意見として盲導犬を道具と言ったことは断じてありませんし
    そのような考えは一切ありません
    ただ会の中で出た意見を実際に聞いてもいない方達が
    かなり間違ったとらえ方をされていたため訂正しただけです
    そのいきさつもわからないで「もの」を「道具」ととらえられて言葉だけを
    批判の対象にして私にまであなたのような方に批判されることになっただけ

    あの時の発言はあるいきさつから「○○さんのもの」だとの発言が
    発言された方への敵意から道具に変わったとしか思えません

    しかも発言主が反論もできない所でネット上で批判するなど
    マナー違反ですよね
    もしご自身の発言をこのような扱いをされたらと考えてみてください
    批判されるべきはその方達ではありませんか?

    あなたが正しい常識のある方であって欲しいと願っています
    散歩のやり方についてあなたのご意見はごもっともです
    とだけお答えいたします
    ただこれ以上はここでコメントはいたしません

    協会批判をされるのは自由ですが
    盲導犬についてこのさい勉強してみてください
    協会もアトム号が身を呈して示したくれた問題点を
    検証し今後につなげていくと思います

    私たちも一緒に考えていきます
    ただただ敵意の目だけで見ても解決になりません
    お互いに理解しあえればいいですね

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  4. 5月1日コメントされた匿名さん
    ありがとうございます。
    アトム号の元パピーウォーカさんは
    きっと横田めぐみさんのご両親のようなお気持ちで
    探していらっしゃると思います。その心労はいかばかりかと
    自分のことのように感じます

    私もですが飼育ボランティアは飼育に関わる費用は
    フードはもちろん混合予防注射、フェラリア、トラブルが生じた際の医療費も当たり前ですがすべて自費です。
    フードの名柄も与える量もすべて協会の指示に
    従いながら育てます

    特に小犬から成犬までの候補犬と過ごす1年間は
    楽しい中にも1~2ケ月毎に協会の講習で指導を受けながら
    その仔その仔の課題に沿って育てます

    そうやってわが子のように育てた仔が盲導犬として活躍することを願い
    盲導犬となってデビューしユーザーの目となって仕事をしやがてリタイヤすると
    事情が許せば引き取ってその労をねぎらってやりたいと
    ほとんどの方が望んで待っています。

    アトム号のパピーウォーカさんもそうです
    こんな事態になるなど想像もされなかったでしょうね
    今はただただアトム号の無事を祈りながら懸命に
    探していらっしゃるでしょう

    私達ボランティアとして今何ができるか
    みんなで考えています
    何か情報がありましたらお知らせください
    心からお願いいたします

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