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“基地撤去を”平和行進始まる
5月7日 4時28分

“基地撤去を”平和行進始まる
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沖縄の本土復帰から今月15日で40年になるのを前に、今も集中するアメリカ軍基地の撤去などを訴えて歩く「平和行進」が、自衛隊の部隊の配備が計画されている日本最西端の島、与那国島から始まりました。

「平和行進」は、基地のない平和な沖縄を目指そうと、沖縄が本土に復帰した5月15日に合わせて、毎年、行われています。
復帰40年の節目となることしは、政府が進める南西諸島の防衛力強化に反対しようと、陸上自衛隊の部隊の配備が計画されている与那国島から始まりました。
6日の行進には、地元の人たちのほか、島外から来た労働組合員などおよそ120人が参加し、自衛隊の駐屯地が建設される予定地の周辺など、およそ14キロを行進して、「自衛隊の配備に反対」などと訴えました。
那覇市から参加した75歳の男性は「先の大戦では、軍隊があることで住民が被害を受けました。自衛隊の配備には反対です」と話していました。
平和行進は、これから沖縄本島や石垣島、それに宮古島などで行われ、今月13日には、参加者が手をつないでアメリカ軍普天間基地を包囲し、基地の撤去を訴えることにしています。

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