爪の切り方
爪の切り方はどうされていますか。
保育園や幼稚園、小学校では短く切りましょうとよく言われます。
これは相手を傷つけたり、また、湿疹の部分をひどく掻いてしまったりする危険があるからなので、もっともなことだと思います。
しかし、本来爪は指先を守るためのものです。
あまり短く切りすぎると実は指先に害になるのです。
足の爪はすくなくとも、ほかを傷つけることがないので、(指が曲がっていてほかの指を傷つける場合はほどほどにする必要ありますが)基本的に爪の端っこをだして、四角く切るほうがいいでしょう。特に力のかかる親指はその必要が多いにあります。
爪のはじを短く切ると、陥入爪になり、にくげ(赤い盛り上がり)ができることがよくあり、皮膚科外来に受診する方があとをたちません。そうなってしまったら、皮膚科に早めに受診してください。
手の爪はどうでしょうか。実は手の爪も指先を守っています。短く切りすぎるとこの季節はひび割れや、指先のかさつきの原因になります。
大人は人を傷つけることもないでしょうから(おそらく)手の爪も四角く切った方がいいでしょう(角は少し落とすといいです)。
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/3098/43070511
この記事へのトラックバック一覧です: 爪の切り方:
コメント