TOP >> ゲームビジネス >> 市場 2012年5月7日(月) 13時24分
ソーシャルゲーム関連銘柄が大幅安、時価総額3000億円が失われる

ソーシャルゲーム関連銘柄が大幅安、時価総額3000億円が失われる

ソーシャルゲーム関連銘柄が大幅安、時価総額3000億円が失われるの画像
 

消費者庁がコンプガチャを禁止する方針を固めたとの報道を受けて、7日の株式市場ではソーシャルゲーム関連銘柄が売られる展開となりました。

前場ではグリー、ディー・エヌ・エーのほか、サイバーエージェント、アクセルマーク、クルーズの5社がストップ安になったほか、多くの企業が値を下げました。失われた時価総額はグリー、ディー・エヌ・エーの2社だけで2000億円。その他の企業を合わせると3000億円にものぼります。

フィスコの報道によれば、クレディ・スイスはコンプガチャの禁止について各社にとってネガティブと指摘。影響は営業利益で40-50%に達する可能性もあるとしています。また、違法性が認められた場合には返還請求リスクもあると述べています。

一方で、任天堂、セガサミー、カプコン、スクウェア・エニックスなどソーシャルゲームの比率が低い企業では株価に対する影響が小さかったようです。



【PR】ゲームと著作権、GREE VS. Mobage 釣りゲー訴訟で考える
ゲーム専門学校・大学を探すならインサイドスクールガイド
インタレストマッチ 広告の掲載について

(Article written by 土本学 / Mr.Cube)
関連記事
グリー、DeNAなど4社がストップ安・・・ソーシャルゲーム関連銘柄、軒並み大幅安

ゴールデンウィークが明けた7日の証券市場では、先週末に読売新聞が報じた、ソーシャルゲームの「コンプガチャ」を禁止する方向で消費者庁が乗り出しているとの情報を受け、ソーシャルゲーム関連銘柄が軒並み大幅安...

消費者庁、コンプガチャを禁止へ・・・ソーシャルゲーム各社に近く通知

5日付の読売新聞朝刊によれば、消費者庁はソーシャルゲームの「コンプガチャ」(コンプリートガチャ)について景品表示法の懸賞に当たると判断、近く見解を発表するとのこと。

「ソーシャルゲームのすごい仕組み」 いま何が起きているか理解する最適の1冊

今年4月にアスキー新書より発刊された『ソーシャルゲームのすごい仕組み』は、分かりやすく、同時に深みを持った著作だ。

ソーシャルゲーム、従来のゲーマー層を取り込んでいることが浮き彫りに ― CESA調査報告

コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、携帯電話利用者を対象にした調査結果をまとめた報告書「CESASNS・ソーシャルゲーム&スマートフォン向けアプリゲームユーザー調査報告書」を発刊しまし...



[PR]インサイド楽天