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「速やかに改憲案の検討を」 櫻井よしこさんら提言

産経新聞 5月2日(水)20時13分配信

「速やかに改憲案の検討を」 櫻井よしこさんら提言
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3日に行われる「公開憲法フォーラム」を前に記者会見する民間憲法臨調の櫻井よしこ代表 =2日午前、東京都千代田区(瀧誠四郎撮影)(写真:産経新聞)
 憲法改正を目指す「『21世紀の日本と憲法』有識者懇談会」(民間憲法臨調)の櫻井よしこ代表らは2日、国会内で記者会見し、衆参両院の憲法審査会で速やかに具体的な憲法改正案の検討を開始するよう求める緊急提言を発表した。

 提言は、大規模自然災害など非常事態を想定していない現行憲法を改正し、「いかなる国難に際しても、国の主権・独立、国民の生命・自由・財産を保全しうる強固な法治国家の体制を構築することが必要である」と訴えた。

 自民党、みんなの党、たちあがれ日本がサンフランシスコ講和条約発効60周年となる4月28日までに改正草案などを発表したことにも触れ、「これを機に、与党はじめ諸政党はもちろん、国民各層においても、憲法改正の具体的な方向と、あるべき『国のすがた』について活発な議論が展開されることを期待したい」と強調した。

 櫻井氏は会見で、「東日本大震災の被災者が発揮した利他の精神と、権利と自由ばかりが書き込まれている現行憲法の精神は天と地ほど違う。国民の価値観と乖離(かいり)している憲法を一言も変えずにきた戦後の日本は間違っている」と述べ、速やかな憲法改正を求めた。

 民間憲法臨調は3日午後1時から、民主党の中野寛成憲法調査会長や憲法改正草案をまとめた自民党の保利耕輔憲法改正推進本部長らを招き、東京都千代田区の砂防会館別館で公開憲法フォーラムを開催する。

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最終更新:5月2日(水)20時13分

産経新聞

 

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