2012年4月18日 (水)

美瑛ベストショット

去年行った北海道レポート、すっかり途中で止まってました。

美瑛は北海道の中で一番好きな場所。
毎回列車での移動ばかりとなるうちの旅行でも、ここでは自転車での移動がメインになります。
今回驚いたのは道ばたで出会ったエゾリス。
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あっ、あれは何だと指さしているうちにパパッと走り去っていきました。

美瑛の丘を巡っていると旭川空港着陸便が頭上を飛んでいくことがあるのですが、北瑛小学校跡より北に進んだところにある丘陵地の斜面から空港が見えてビックリ。
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地図で見ると意外と近いんですね。セブンスターの木まで自転車で来ているのなら、美瑛駅戻る距離で空港ついちゃうんじゃないかというほど直線距離は近い。

今回のベストショット。
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手前にある余計な木も望遠カメラで撮影してフレーム外にしてしまえばとても素敵な光景に。
美瑛の丘は開墾されているからこそ美しいのです。

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2012年4月17日 (火)

クルドサックのある景色

住宅街の路地の突き当たりが小さなロータリーになっていて、そこに植え込みがあったりする。
これをクルドサックと呼ぶそうだ。

西洋の高級住宅街みたいな話だが、日本にもある。
それが今では高級住宅街となってしまった東武東上線ときわ台である。
中産階級向けの文化住宅として企画されたのだがお屋敷街になってしまった。

完成当時(昭和10年!)の写真を見て「なにこれ格好いい!」と思わず叫び、現状を見たくなって現地を訪問してみた。

開発エリアには特徴的なプロムナードがぐるりと円形に延びており、特徴だった街並みを作り出している。
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出来たときは街並みは生け垣で揃えられていたらしい。案の定、無理解な後生の住人により生け垣だった家はコンクリの壁になり、クルドサックには不釣り合いな木々が生え、(饅頭のような低木が中央部分にちょこんと植えてある盆栽のような感覚こそ美しいのに!)酷いところではゴミ捨て場となっている。
しかし、それでも昭和の名残たる生け垣の家や、木々が育ちすぎてはいるものの手入れされたクルドサックには豊かな住環境の片鱗を見いだすことが出来る。
中でも自分の評価では上位に位置するクルドサックの写真がこれ。
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素晴らしかったのが、公園を借景とし、庭木と一体感ある美を醸していたこの家。
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手入れは大変であろうが、近所の中途半端なスパニッシュ風の不釣り合いな家々に負けず、この品位を保ち続けて欲しいものだ。

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2012年4月16日 (月)

100年前のネット社会

符号化した電文を使って遠方の相手と会話する。チャットである。
これが100年前からあったというのだから驚きだ。

3年越しに読みたいと思っていた本「ドレスを着た電信士 マ・カイリー」を読むことが出来た。

電報というと、モールス信号でトン、ツー、トン、ツーと送受信し、電報配達人が運んでくるアレである。
「チチキトクスグカエレ」とか書いてあってヒロインが玄関先に崩れ落ちたり、戦死したはずの息子から「コウベチヤク ゲンキ アトフミ」と届いてすっかり白髪になった母親が人目憚らずに泣いたりする、それである。

電報は電線(電信線)を使い、モールス信号を流して送受信するものだ。
電報局が電信線でネットワーク化されており、電報局では送受信を行う電信士がいて、モールス信号音を聞き取り、電文の送付先に応じた回線にモールス信号を打ち直して転送するのである。

回線が空いているときには電信士同士がモールス信号を使って会話をする。現在で言うチャットである。
モールス信号で喧嘩をし、ラブロマンスが生まれることだってある。(実際、実在の主人公「マ・カイリー」は通信先の電信士と結婚)
それどころか、女性電信士になりすまして通信先電信士をからかう行為まであった。これはネカマ(ネットオカマ)じゃないか。
電信士は回線が空いていると、良い仕事条件をモールス信号で電信士仲間に聞いたり、直接電信会社に売り込んだりしてたという。これもネットで職探しに他ならない。

現代とやっていることが変わらない「100年前のネット社会」の一端がかいま見られる。
久々に買って良かったと思える一冊であった。

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2012年4月 8日 (日)

ムーミン列車

ムーミン列車に乗りにいすみ鐵道へ行ってきました。

いすみ鐵道は研修費用自費で出せる人を運転士にすると言って脚光を浴びたローカル線。
ムーミン列車とは如何に、単なるヘッドマーク付レールバスかしらと思いつつ行ってみたら、さにあらず。

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ただのラッピング列車?否。
車内にムーミン達がいる!(写真はパパとママ)

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車両によって置かれているぬいぐるみは違います。こういう所がなんとも嬉しいですねー。
しかも、沿線では沼でスナフキンが釣りをしていたり(一瞬だったので撮り逃がした)、ムーミンが鉄橋から川釣りをしていたりします。

ムーミンショップのある国吉駅では、さまざまなキャラクターがお出迎え。
ホームの後ろではヘムレンさんが植物観察に熱中していたり、なかなかに芸が細かい。
ムーミンショップの品揃えも良く、実に満足でありました。
駅の待合室にもムーミンのぬいぐるみがおいてあって、非常によい雰囲気でした。
さて、列車の中にはムーミンのスタンプが置いてあり、スタンプラリー用紙が大原、国吉、大多喜の各駅で配布されています。全てのレールバス+国吉駅、大多喜駅のスタンプの枠があるのですが、これって車庫で寝ている車両があるから、一回の訪問で全部押すのは無理なのでは?
発車待ち中の交換列車に乗ってスタンプ押したりして4列車分は集めましたが、やはり空欄が残るのでした。

ところで、国吉の駅ではレンタサイクルがあります。
廃車を静態保存している「ぽっぽの丘」なる場所が隣駅にあるので、レンタサイクルで行ってみることに。
幹線道路を離れ、長閑な田園風景の中をを緩やかに曲がる道を自転車で快走。20分位走って到着。
新鮮なうみたてたまごが売られているのですが、この後自転車で戻るのを考えて購入は断念。アイスを買って元の駅に戻ります。

なんとか今回の旅の目的である急行列車に間に合いました。
大糸線を走っていたディーゼルカーを昭和時代の急行に見立てて走っているわけです。
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もっとも、車内は改造していないのでセミクロスシートのワンマン仕様。しかし、急行券を発行したり、手巻きオルゴールを鳴らしてからアナウンスをしたりと、「わかっている」演出で嬉しくなります。車内の観光アナウンスは間断なく続き、乗客を飽きさせません。
非常に大満足のいすみ鐵道訪問でした。

帰りは水道橋のムーミンカフェで夕食。キャラクターカフェに味は期待していなかったのですが、ところがどっこい、ステーキの美味なること!ステーキソースにパンを浸してこれはいけると舌鼓。席には大きなムーミンのぬいぐるみがあって、ムーミンも、ムーミンママもモテモテになってました。

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2012年2月19日 (日)

まさきかおる氏のご冥福をお祈りいたします

以前、ゲーム作りの仲間であった「まさきかおる」氏が去る2月17日に急逝されました。
年末に電話で仕事の打ち合わせをしたのが、彼の声を聞いた最後となりました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

にのこやブログ「訃報」

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2012年2月 5日 (日)

オールナイトニッポンの平野文

オールナイトニッポンオーディションの平野文さんのオーディションはもう御覧になりましたか?
ファンなら必見。ラムちゃん声もあります。

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2012年2月 3日 (金)

5年ぶり!

北海道で5年ぶりにLUMさんと再会。

気がつけば6時間ノンストップで、5年分を取り戻すように話してきました。うる星話を話し出して止まらなくなるのは非常に楽しい。
単にお互いうる星が好きというだけではなく、価値観の共有ができている同士で話すと、「打てば響く」のです。
「あたる同盟」をやっているだけあって、あたるへの愛情深いLUMさん、世間ではあたるの評価が低く、単なる浮気者としか見ていない表層的な見方を嘆き、じっくりと作品を味わってこそ感じる諸星あたるの真摯さや格好良さを語り合ってきたのでした。(あたるが真摯?と思う人は、原作の中でも良作の誉れ高い回を再読すると分かります。要感受性)
それにしても、旅先に見いだす「美」の観点まで近似しているのには驚いた。
馬が合うとはこの事かしら。
一千kmの隔たりがあるのが悔しい!

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2012年1月19日 (木)

うる星グッズ情報2012/1

うる星グッズ情報2012年1月版。画像を紹介できるように今回もAmazonのリンクを貼ってみます。



これ、

現在、Amazonのラインナップにはありませんが、実は下の写真のデザインがお薦め。

デザインとラムちゃんの可愛さのバランスが取れています。
絵はコミックス33巻の表紙に使われた物ですね。
※画像はMARS SIXTEENサイトより。クリックで同社サイトに進みます。

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2012年1月15日 (日)

大魔神三部作オールナイト上映

大魔神三部作(大魔神、大魔神怒る、大魔神逆襲)オールナイト上映を見てきました。
前回三部作を銀幕で見てきたのは六本木の時だったでしょうか。かれこれ時間が経っているのでずいぶん久しぶり。
BDもDVDもLDも持ってますが、やはり銀幕で見るのが一番!
そんなわけで、起きていられるのかという不安を抱えながらも映画館へ行ってきました。
前回の六本木の時も、寝てしまうというのは杞憂に過ぎなかったのですが、今回も杞憂でした。

一作目の冒頭、家老の謀反のシーンから画面に引き込まれます。幼い若君と姫を落ち延びさせる為に敵を切り結びながら血路を開く様からして手に汗を握る。もう何度三鷹分からないシーンなのだが銀幕で見るのは格別だ。
10年後に敵情偵察に赴くも招待を見破られ捕縛される所、吊された家来を若が助けに行く所、いよいよ処刑されそうになるところ、いずれも台詞を口に出来るほど幾度も見ているのに、それでも手に汗を握りました。
満を持しての大魔神登場のシーンでは早鐘を打つ自分の鼓動が耳元で聞こえるほど。
大魔神は当時の宣伝文句でも「大あばれ」と書かれるのですが、よくよく見ていると暴れているのとはちょっと違う事に気づきます。
神像にタガネを打ち込み、破壊しろと指示した悪人を討ち滅ぼす為に、大魔神は一歩一歩、ただ前進し、その障害となるものを打ち壊すのみ。暴れるという響きの持つ無軌道さは感じさせられません。
それは特撮シーン中盤においてより顕著であります。
すなわち、大魔神の侵攻を食い止めんとする悪役側が建物の間に鎖を張って食い止めようとしたり、鉄砲、爆薬で迎撃を図る。火計まで仕掛けますが傷一つ与えられないどころか、鎖をつなぎ止めていた建物の柱が折れてしまい、結果として大魔神が歩く毎に両脇の建物が軒並み崩れ去っていき、いたずらに被害を拡大させる結果となる印象的なシーンから、暴れるのとは違うのだという感想を抱くに至ります。

2作目、「大魔神怒る」の特撮シーンはよりストイックに敵の追撃を行いますが、三作目「大魔神逆襲」では、自ら積極的に建造物を破壊して回る(敵の武器工場を壊滅させる)ので、1.2作目と三作目の間で立ち振る舞いに差異が見られます。
この、1.2作目の敵を追った結果として周囲が壊滅してしまう、ここに大魔神シリーズ独特のカタストロフィーと勧善懲悪の爽快感を感じることができるわけです。

そんな訳で、三部作を見終わり、始発電車で帰宅した後も興奮が冷めやらずなかなか寝付けませんでした。
銀幕で見る大魔神は最高です。

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2011年12月28日 (水)

コミケット81のうる星やつら同人誌情報

今年も直前公開。コミックマーケット81、サークルカットにうる星やつらが掲載されていたサークルリスト。

2日目
東Y03a TEK(女性向)
西す09b ドンマイ来々少年
西す11a ミレタン(女性向)
西す13a 小町なぎねぎ
西す13b CARAT5つの味(アニメうる星やつら30周年記念本
西す14a ラムコム(高橋留美子総合)

3日目
東I04b 大豆小豆(男性向)
やぶの製作所(男性向)

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