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ペット展示規制 猫カフェ経過措置
5月7日 4時28分

ペット展示規制 猫カフェ経過措置
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ペットショップなどで犬や猫を夜8時以降に展示することが来月以降、禁止されるのを巡り、環境省は、客が猫と遊びながらくつろげる「猫カフェ」と呼ばれる喫茶店については、2年間の経過措置として夜10時まで猫の展示を認める方針を固めました。

環境省は、ペットショップなどで犬や猫を深夜まで展示販売するのは、睡眠不足などで動物の健康に悪影響を与えるおそれがあるとして、動物愛護法の省令を改正し来月1日から午後8時以降は禁止する方針です。
しかし、猫と遊びながらくつろげる「猫カフェ」と呼ばれる喫茶店の業者から、猫はもともと夜行性で、夜に猫を狭い部屋などに閉じ込めると逆に健康に悪影響があるとして、規制から外すよう求める声が出ていました。
これを受けて環境省は、1歳以上の猫については、自由に出入りできる休憩場所などのある施設に限り午後10時まで展示を認める方針を固めました。
ただし、これは2年間の経過措置で、猫への影響などを検証したうえで改めて判断する方針です。
猫カフェ連盟の福井隆文代表は「われわれの主張を検討していただけることはありがたく、業界としても猫の健康を最優先する自主規制を模索していきたい」と話しています。

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