国内で唯一、稼働している北海道電力の泊原発3号機が5日、定期検査に入るため運転を停止します。国内で稼働する原発は42年ぶりにゼロとなります。

 泊原発3号機は震災後、営業運転を再開した唯一の原発です。原発がすべて止まることに地元住民の受け止めは複雑です。
 地元の人:「原発があって成り立っている人も多いので止めないでほしい」「事故のことを考えると(停止することが)安心かなと思うが、今まで(地元が)もらっていたものが大きいので(不安)」
 泊原発3号機は、5日午後5時ごろから原子炉に制御棒を挿入し、出力を低下させ、午後11時ごろに発電を停止します。これにより、国内にある50基の原発すべてが停止することになります。

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