原発稼働ゼロ:国内50基止まる 泊原発3号機運転停止で
毎日新聞 2012年05月05日 23時09分(最終更新 05月06日 00時32分)
泊原発3号機の出力がゼロになったことを示す中央給電指令所の表示=札幌市中央区の北海道電力本店で2012年5月5日午後11時3分(代表撮影)
北海道電力泊原発3号機(北海道泊村、出力91.2万キロワット)は5日午後11時3分、定期検査のために運転を停止した。これで国内の原発50基全てが止まった。
泊3号機は同日午後5時に出力低下の作業を開始し、順調に作業を終えた。約2カ月半の予定で定期検査に入るが、その後に政府が求める安全評価(ストレステスト)などをしなければならず、再稼働のメドは立っていない。【鈴木勝一】