原発稼働ゼロ:首都圏の市民「原発に依存しない社会を」

毎日新聞 2012年05月06日 08時30分(最終更新 05月06日 09時53分)

 「稼働原発ゼロ」となった5日、電力の最大消費地である首都圏では「原発に依存しない社会を」と願う声が相次いだ。その道筋を示せていない国や電力会社へのいらだちを語る人もいた。

 東京・新宿で買い物をしていた江戸川区の早稲田大1年、乙名優(おつな・ゆう)さん(18)は「福島の事故を機に、自分の使っている電力が原発から供給されていることを実感した。これ以上原発に頼って暮らそうとは思わず、多少の不便は受け入れる」。横浜市中区の公園を散歩していた近くの会社員、福田未希さん(24)も「当たり前のように電気を使ってきた。国民全体で先のことを考えるべきだ」と話した。一方で、電力不足については「先を見越して対策をとってほしかった」と電力会社への不信感を口にした。

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