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'12/5/6

中学生が二つの写真コン入賞




 広島市佐伯区の五日市中2年金本凜太朗君(13)が、二つの全国写真コンクールで上位入賞した。本格的に写真撮影を始めて1年。いずれも初出品で賞を射止めた。身近な自然を活写し、将来はプロになる夢を描く。

 金本君は、手に持ったビー玉を通して眺めた青空の写真を「『写真の日』記念 公募による写真展」(日本写真協会などの実行委員会主催)に出品。3月に選考があった。2部門計約2300点の応募のうち、自由作品部門で最優秀賞など6点に次ぐヤングフォトグラファー賞(3点、30歳未満)に選ばれた。表彰式は東京都内で6月23日にある。

 小学3年生のころから草花や鳥など自然が好きになったという金本君。昨年4月にお年玉で一眼レフカメラを買い、休日に自宅近くの八幡川や山林に出向く。多い日で約200枚撮影するという。

 JPS展(日本写真家協会主催)の20歳以下部門には、川で水しぶきを上げて遊ぶ男の子を写した作品を応募。3月、269点の中から最優秀賞(1点)に次ぐ優秀賞(9点)に選ばれたとの通知を受けた。都内である19日の表彰式に臨む。

【写真説明】道路端の草花にカメラを向ける金本君

【写真説明】金本君の受賞作品「ビー玉の向こう」




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