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雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報 第4号
平成24年5月6日16時25分 気象庁予報部発表
(見出し)
関東地方を中心に、積乱雲が発達しています。東海地方から東北地方にかけ
ては、引き続き7日未明にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう
。雷を伴う激しい雨や、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうなどに注意
してください。
(本文)
[気圧配置など]
日本の上空約5500メートルには、氷点下21度以下の強い寒気が流れ
込んでいます。一方、津軽海峡付近には低気圧があって、東北東に進んでい
ます。東日本から東北地方の太平洋側を中心に、この低気圧に向かう暖かく
湿った空気が流れ込んでいます。
このため、東海地方から東北地方にかけては、引き続き大気の状態が非常
に不安定となっており、所々で積乱雲が発達しています。特に、6日の日中
、晴れて気温の上がった関東地方では、ひょうを観測するなど、激しい現象
が発生しています。
引き続き7日未明にかけて、東海地方から東北地方にかけて大気の状態が
非常に不安定となり、積乱雲が発達する見込みです。
[防災事項]
東海地方では6日夜のはじめ頃にかけて、関東地方では7日未明にかけて
、東北地方では6日夜遅くにかけて、落雷、竜巻などの激しい突風、天気の
急変などに注意してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や
農業施設の管理にも注意してください。
また、関東地方と北日本では、局地的に雷を伴う激しい雨の降る所がある
見込みです。4日までの大雨により地盤の緩んでいる所では、新たな土砂災
害の発生するおそれがあります。低い土地の浸水、土砂災害、河川の急な増
水などに注意、警戒して下さい。
[補足事項等]
地元気象台の発表する、警報、注意報や気象情報等に留意してください。
これで「雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報」は終了します。
警報や注意報に先立って注意を呼びかけたり、警報や注意報の内容を補完するために発表します。
また、少雨や長雨などに関する情報も、気象情報として発表しています。