泊原発3号機停止 福島県では「停止はやむなし」との声
東京都内各所では、泊原発3号機の停止を前に、脱原発のイベントが行われた。
また、原発事故で被災した福島県では、停止をやむなしとする声が多く聞かれた。
都内で行われた集会には、およそ5,500人が参加し、参加者は「さようなら原発」と書かれたこいのぼりを片手にデモ行進を行った。
また、経済産業省の周りでは、福島県会津地方の「かんしょ踊り」を踊りながら、経産省を取り囲んだ。
その福島県では、「原発の停止はやむを得ない」との声が多く聞かれた。
市民は、「わたしらは原発でこういう状況になっちゃったから、やっぱり、そういう流れになるのは普通かなと思います」、「何かあったときには、人間の手で操作することはできない」などと話した。
その一方で、原発の停止は賛成だが、電力不足は困るといった複雑な心境をのぞかせる声もあった。