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多田 香織
多田 香織
幸せ膨らむ、手作り風船
2011年2月9日(水)

ゴム風船といえば、幼い頃にふくらませて遊んだ思い出がおありかと思います。私は、大人になった今でも、風船を手にするとわくわくします。みなさんはどうですか?
ゴム風船を、手作業で1つ1つ作っている数少ない職人さんがいます。銚子市にお住まいの伊藤房男さん・陽子さんご夫婦です。
FM「まるごと千葉60分」に続き、総合テレビ「首都圏ネットワーク」などにご出演いただいて、風船作りの魅力をうかがいました。
銚子市にある工場を訪ねると、ご夫婦が、にこやかな笑顔で迎えて下さいました。
お二人が風船作りを始めたのは37年前。色とりどり、様々なデザインの風船を作り出しています。

風船作りはすべて手作業
風船作りはすべて手作業です。
ガラスの型を液状の天然ゴムに浸して引き上げ、表面についた気泡やゴミをピンセットで取り除いて、乾燥機で乾かします。
こうした作業を数回繰り返して、型からはずすと風船が完成。
ていねいに手作業で作られた風船は、肉厚で、弾力性があり、柔らかいのが特徴です。
伊藤さんの作業場では、風船作りを体験することができます。
私は、青と赤、黄色の細い線が入った風船を作らせてもらいました。
写真のまん中で私が手に持っている風船が、私の作品です。
自分で風船を作るなんて夢のよう!!!
完成した時には、言葉にならないほど感激でした。

私も、風船を作っちゃいました!

風船で作った王冠、キラリ
伊藤さんは、風船の魅力を広めるため、イベント会場などでバルーンアートも披露しています。
レパートリーは60種類!
ピエロの姿になって子どもたちを楽しませています。
伊藤さんの手によって、いろいろな風船の作品が作り出されます。
子どもたちは夢中で見入っていました。
「どうして、そんなに頑張れるんですか?」と尋ねたら、「子どもが好きで、風船が好きだから、しょうがないっしょ、」と笑顔で返して下さいました。
この言葉に心が温かくなりました。本当に素敵なご夫婦です。

風船がいっぱい
伊藤さんご夫婦と出会って以来、すっかり風船に夢中の私!!
一時期、私たちの職場では風船があふれていました。
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